be-in

映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

しあわせな孤独

しあわせな孤独 しあわせな孤独
ソニア・リクター (2004/07/02)
メディアファクトリー
この商品の詳細を見る


ストーリー
セシリとヨアヒムは結婚間近の幸せなカップル。ある日突然、セシルの目の前でヨアヒムが車に轢かれ全身麻痺となる。車の運転をしていたのは運ばれた病院の医師ニルスの妻マリー。同乗していたのは口論をしていた娘のスティーネ。
絶望するヨアヒムをいたわるセシリ。そのセシリの力になろうとするニルス。自分の口論が原因で事故が起こったと悩むスティーネ。少しずつ歯車が狂い始めるのですが・・・

ドグマ95('95年にラース・フォン・トリアー等が提唱した不純物を取り除いた映画)の手法により作られた作品です。
ドグマの10の「純潔の誓い」とはオール・ロケーションで、映像以外の音を用いない、カメラは手持ち、カラー、アクション等のジャンルを入れない、監督名をクレジットに入れない等々ですが、その手法が見事にリアルな臨場感を出していました。
以前に見たドグマの作品は手持ちカメラがあまりに不自然な気がしたのですが、この作品はそれが帰って功を奏した作品となっています。
この作品も観た方からいいと聞いていて関西の初日の1番で観て来ました。

ひとつの交通事故をきっかけに狂ってしまったそれぞれの人生。監督は運命が突然背を向け180度変わってしまったら人はどうなるかを描きたかったのだそうです。
結婚間近の幸せなカップル。そのセシリの目の前でヨアヒムが車に轢かれます。それはどちらも悪いし、どちらも悪くない・・・ほんの些細な行動がきっかけで起こったことだったのです。
結果、ヨアヒムは首から下の機能を失ってしまうのです。当然、絶望し、自分の身に降りかかった不幸で一杯になってしまいます。力になりたいと言うセシルの存在も、結婚どころか自分の身の回りのことも出来ない状態になったヨアヒムには疎ましくさえ感じるのです。
一方、車を運転していたのは運ばれた病院の医師ニルスの妻マリー。車の中で娘のスティーネと口論をしていたためスピードが出ていたのです。
動揺する妻に代わり、ヨアヒムを心配するセシリに、何か力になれることがあったらいつでも電話をと言って携帯番号を伝えるのです。
セシリは、これだけ心配しているのに出て行けと怒鳴り、挙句には口もきかなくなってしまったヨアヒムの状態に崩れそうになっていたのです。
最初はニルスが医者であったことからそれらの相談を持ちかけていたのですが、やがてニルスも同情や労りの気持ちから愛情へと変わって行ってしまうのです。
最初に気が付いた娘のスティーネは、父を尾行し、アパートへ押しかけます。「父と別れて。家庭を壊さないで!」と。
ドグマのせいだけでなくとにかくリアル。セシリに「結婚するか? 初夜にトイレの始末をするんだぞ。」と。
斜のかかったような画面に時折現れる幻想(願望)の映像がとても哀しいです。
孤独を知っている人は幸せを知っている証拠。その孤独をどう生きるのか・・・
登場人物がそれぞれ優しいのです。どこ人の気持ちもよく解かる。
どんなことがあってもその後、また生きていかなければならない。ほろ苦い大人の恋と人生を描いた秀作です。これまたお気に入りに追加です。 

監督・原案:スザンネ・ビエール 
出演:ソニア・リクター/マッツ・ミケルセン他

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

ブログ内検索

おみくじ~♪

カウンター

最近の記事+コメント

管理人ゆ~こ♪

ゆ~こ♪

Author:ゆ~こ♪
映画の感想はかなりネタバレしていることがありますのでご注意!

時々我が家の3ニャン達のドリフのコントのようなズッコケ話もご紹介致します。

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

右サイドメニュー

マウスを置いてみて♪

ブロとも一覧


■ ブログ名:にゃんこ日和

預りっ子クラブ

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最近の記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。