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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする

スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする
レイフ・ファインズ (2004/09/15)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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ストーリー
ロンドンのとある駅に降り立った一人の男。彼デニスは精神療養施設を退院し、20年ぶりに故郷へ戻ってきた。デニスは、社会復帰ができるまでのあいだ患者を預かってくれるという古びた家へと向かう。ウィルキンソン夫人に迎えられ、さっそく部屋をあてがわれたデニスは鞄を開け、中から1冊のノートを取り出した。そして、何事か書き付け始める。少年時代、クモの話が大好きだったデニスは、母親から“スパイダー”と呼ばれていた。配管工の父はいつもパブに入り浸っていた。やがてその父はパブの娼婦イヴォンヌと不倫の関係になってしまう…

クローネンバーグの新作で、レイフ・ファインズ主演と言うことで公開当時から観たい~と言っていた作品です。
やっと観ることが出来ました。
デニスが駅から一人で訪ね当てた家に入り、部屋をあてがわれ、落ち着いた矢先に小さな字の一杯書かれた小さなノートをカバンから取り出します。そして少し書いては大事そうに隠すのです。
その後デニスは精神療養施設を退院し、社会復帰のために故郷のこの家に着いた事が解ってくるのですが、やがて少年時代の過去と現在が交錯する形でデニスの幼少時代のエピソードがだんだんと描かれていきます。
過去の少年時代のエピソードに絶えず現在のデニスも登場し、その過去の記憶の中に忘れられた存在のように描かれています。
とても優しかった母親に蜘蛛好きであったことから「スパイダー」との愛称で呼ばれていたのです。
配管工の父親のことはあまり好きではなかったようですが、ある日父親が娼婦のイヴォンヌと関係が出来て、邪魔になった母親を父が殺してしまうのです。
そしてそのイヴォンヌが母親として家に入り込み、父とは仲良く暮らしているのですが、デニスは本当の母親を殺した父も共謀したそのイヴォンヌも許すことが出来ないのです。
やがて、ある事件を起こしてしまうのですが・・・・。
と書いているとネタバレのようですが、これはネタバレではありません(笑)

***** ネ タ バ レ *****

デニスはこの幼少の頃から統合失調症(注・精神分裂病)であったのでしょう。
最初はこのデニスの記憶を辿っている時には何の違和感も感じなかったのです。だんだんと前にあったエピソードがヒントであったことが解ってきたり、いくつかのキーワードに思い当たったときに、少年デニスが知るわけがないエピソードが含まれていることに気が付き、どちらもデニスの曖昧な記憶であったことが解って来るのです。その頃に母親とイヴォンヌが1人2役であったことにも気が付いたのですが・・・(^^ゞ
私も過去の記憶はどんどん曖昧になってきていますが(笑)そうだったっけ?などということは誰にでもあることです。
そういうふうに考えるとデニスの孤独や恐怖をひしひしと感じるような気がします。
クローネンバーグってこういう作品も書けるのね~。撮れるのね~~と、びっくりしてしまいました(笑)
タイトルに蜘蛛にキス?? クローネンバーグだし、ウジョウジョ蜘蛛が出てきたら失神ものだなぁと思っていたのですが、「少年は蜘蛛にキスをする」という副題は最後まで見たら納得できるタイトルで、蜘蛛は一切見ませんでした(´▽`) ホッ
脚本が本当にいいと思いました。少し盛り上がりにはかけるような気もしましたが、作品上こういうトーンなのは納得なので、寝不足のときを避けてぜひご覧になって下さい(笑)

監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:レイフ・ファインズ/ミランダ・リチャードソン他

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