be-in

映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

父よ

父よ

父よ / ブリュノ・クレメール

ストーリー
刑務所の正面に建つ一軒のビストロ。賭博師のジョーはそこに3年間毎日通い続けた。向かいの刑務所の中には死刑を宣告された息子マニュが拘留されている。長男は同じ事件で撃たれて死に、捕まったマニュは犯罪の増加に業を煮やした政府による見せしめのため死刑を宣告された。ジョーは、店に集まる出所直後の客や刑務所の看守たちから、獄中での息子の様子を聞いて回る。賭博師の父を嫌うマニュとの面会はいつもぎこちないものになってしまう。それでもジョーは、息子の恩赦を得るために必死になって奔走するのだった……


ジャック・ベッケル監督の『穴』という作品は好きな作品なのですが、その原作者ジョゼ・ジョヴァンニの原作・脚本・監督の作品です。
『穴』という作品も自らの投獄経験を元に作ったということは知っていたのですが、その投獄中に見せしめの意味もあり、犯罪には荷担していたものの殺人は犯していないたった一人になってしまった息子の死刑判決を恩赦に持ちこもうと奔走した父親の話となっています。
『父よ』というタイトルは父に捧げるということなのでしょう。
生前一度も言えなかった言葉の代わりに…。
この父子は逢うといがみ合い、喧嘩ごしになってしまうという親子関係だったのです。
その父がお金を出したとか聞くと、反抗しかねないと思ったのか、父は息子のためにした全ての事を自分がしたとは決して言わないようにと弁護士や家族にも言うのです。
勿論息子はそんな事は知りません。
賭博師という職業柄なのか、本心の見えない父親役のブリュノ・クレメールの表情が秀逸でした。
家族を殺された被害者の元へ恩赦の嘆願書を書いて貰い、やがて恩赦により減刑されることとなるのですが、それも父のおかげだとは息子は知らずにいるのです。
その後、移送先の刑務所に必ず最初に面会に来ては何も言わずただ息子を見詰める父の顔を、やがて穏やかに見つめ返すようになる息子の表情・・・。胸の奥底から熱いものが込み上げて来ました。
出所した息子に抱きしめる訳でもなく、ただ見詰める父。やがて小さな子供にするように手のひらにひとつのキャンディー。あの頃に戻れたら…と言う思いだったのでしょうか…。
この作品もまたお薦め作品に追加です♪ ぜひ、色んな方に観て頂きたいなぁと思える作品でした。

監督・脚本・原作:ジョゼ・ジョヴァンニ 
出演:ブリュノ・クレメール/ヴァンサン・ルクール他

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

ブログ内検索

おみくじ~♪

カウンター

最近の記事+コメント

管理人ゆ~こ♪

ゆ~こ♪

Author:ゆ~こ♪
映画の感想はかなりネタバレしていることがありますのでご注意!

時々我が家の3ニャン達のドリフのコントのようなズッコケ話もご紹介致します。

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

右サイドメニュー

マウスを置いてみて♪

ブロとも一覧


■ ブログ名:にゃんこ日和

預りっ子クラブ

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最近の記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。