be-in

映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

21グラム 

21グラム (初回出荷限定価格) 21グラム (初回出荷限定価格)
ショーン・ペン (2004/11/05)
東北新社
この商品の詳細を見る


ストーリー
心臓移植をしなければ余命1ヶ月の大学教授ポール。
前科があるが今は貧しいながらも妻と2人の子供のために一生懸命働くジャック。
かつてはドラッグに溺れていたが優しい夫と2人の可愛い娘に恵まれ幸せに暮らしているクリスティーナ。
何の共通点もない3人がひとつの交通事故をきっかけに深く重く関わってしまう。

イニャリトゥ監督の前作『アモーレス・ペロス』もひとつの交通事故をきっかけとして3つのエピソードが絡まります。その脚本の素晴らしさにビックリしたのですが、この作品は前作よりも一つ一つのパーツが小さく、おまけに時間軸も散らばっています。
前作との違いがもうひとつ、前作の3つのエピソードではニアミスはするものの結局その近くにいた知らない人のそれぞれの話だったのですが、今回は3人が出逢います。それも人間が一番辛い場面で。
いきなりラストに近いと思われる部分のパーツが現れたかと思うと違う人の現在の様子になったりするのですが、いったいどうなるのだろう?という思いが付きまとい、最後の最後まで惹き付けられ、そしてジグソーパズルが完成するようにラストでピッタリと描き切るといったような作品となっています。
相変わらずの素晴らしい脚本ですが、それにもまして素晴らしいのが3人の役者達。全員が主演ですね~、これは。
移植を受けた人はそのドナーの家族とは接触してはいけない。にも拘らず、どんな人なんだろう?という思いは常に付きまとうと思うのです。
TVで、移植を受けた人が寝るたびにひとつの風景を見て、それをきっかけにひき逃げ犯人が見つかったという嘘のようなホントの話というのを見たことがあるのですが、そんな不思議な出来事が起こらなくても、余命が1ヶ月と宣告されていたところをその移植により助かった訳で、その廻り合わせを知りたいという心境は理解出来るように思います。
心臓を移植されたということは、ドナーは勿論死んでいるわけです。
その悲惨な事故を知り、その家族を思う。こっそり付けているうちは何か力になれれば・・・という心境だったのかもしれませんが、その2人に関係が出来るのはともかくとして、愛が存在するということはありえるのかなぁ。。。
ベニチオ・デル・トロの妄信は、不器用な男の精一杯の改心だったのでしょうがなんとも憐れ。
それも叶わなかったのですが、最後の一言で彼は変わったような気がしました。
そしてナオミ・ワッツ。大切な家族を一度に失う、特に母親の心情が痛々しかったです。
残された者はそれでも生きていかなくてはならないのです。
ナオミ・ワッツは『マルホランド・ドライブ』でも大熱演でしたけど、本当に素晴らしかったです。
演技派の3人の力を得て、イニャリトゥ監督の代表作が完成したってところでしょうか。。。

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ショーン・ペン/ベニチオ・デル・トロ/ナオミ・ワッツ他

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

ブログ内検索

おみくじ~♪

カウンター

最近の記事+コメント

管理人ゆ~こ♪

ゆ~こ♪

Author:ゆ~こ♪
映画の感想はかなりネタバレしていることがありますのでご注意!

時々我が家の3ニャン達のドリフのコントのようなズッコケ話もご紹介致します。

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

右サイドメニュー

マウスを置いてみて♪

ブロとも一覧


■ ブログ名:にゃんこ日和

預りっ子クラブ

ブロとも申請フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最近の記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。