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バティニョールおじさん

バティニョールおじさん バティニョールおじさん
ジェラール・ジュニョー (2003/08/08)
パンド
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ストーリー
1942年、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人検挙の協力を求めるドイツ軍。
肉屋兼惣菜屋を営むバティニョールは、ナチス支持者の娘婿が隣家のユダヤ人、バーンスタイン一家を密告したことから図らずもナチス協力者となってしまいます。ある日、バーンスタイン家の12歳の息子シモンが脱走後3日歩いて戻ってきて、仕方なく匿うことに・・・

この作品も、観られた方からは良かったと聞いていた作品なのですが、当時、ユダヤやナチスというキーワードの作品を観る機会が多かったせいもあり、後回しとなってしまっていた作品です。
テーマを聞き、バティニョールというおじさんがユダヤ人の子供たちをスイスに逃がす手助けをする。。。
そういういい人の話なのかと思ってました(笑)
ユダヤ人の少年を匿うきっかけは、隣家に住んでいたユダヤ人一家を娘婿が密告したことがきっかけだったのです。連行される一家を見送るバティニョールは、複雑な表情をしていました。
自らナチスへ協力してしまうようなことになってしまったから。
ナチス占領下であるという状況を考えれば不条理だと感じようが、どうすうる事も出来ないのです。
多くのフランス国民は、バティニョールと同じように感じていたのだろうと思います。
だけど、娘婿はナチス支持者。下手したら自分も密告されかねない状況の中、隣家の息子が1人で戻ってきたときには、その状況を見られたらどんなことになるか・・・と、まずそれを考えたのでしょう。
その少年のためではなく、保身のためにとりあえず今日1日。。。と匿うのです。
少年は少年で、自分の家族の住んでいた家に移り住んだバティニョールたちを信じることは出来ないし、かと言って、バティニョールがいなければ、眠ることも食べることも出来ない状況なのです。
その後、ある事件が起こり、バティニョールとシモン。シモンの従姉妹2人はスイスへ逃れるため、出発するのです。
血生臭い描写は一切なく、のどかな田舎の風景も時代背景を忘れそうな中、小さな子供たちの会話の中には、ナチスやレジスタンス、武器の話などもごく普通のように現れるのです。
どんなに悲惨な状況の中でも、子供たちは、遊び、笑っているのです。
ちょっとしたユーモラスな会話やエピソードを交えて肩の凝らない作品となっており、後味のいい作品となっています。
英雄の話ではなく、ひょんなことからこんな大変なことになっちまった~という、バティニョールおじさんの愚痴が聞こえてきそうな作品です。
その状況がリアリティーがあり、共感できる理由だと思います。
『タンデム』のジェラール・ジュニョーの監督、主演作です。
ユダヤやナチスと言った作品は沢山ありますが、これもまた違ったアプローチです。
当時のフランスの一般庶民を垣間見ることの出来た、興味深い作品となりました。

監督:ジェラール・ジュニョー
出演:ジェラール・ジュニョー/ジュール・シトリュック他

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