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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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ベティ・ブルー 愛と激情の日々/ベティ・ブルー インテグラル〈完全版〉

ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版 ベティ・ブルー インテグラル リニューアル完全版
ベアトリス・ダル (2005/09/28)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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ストーリー
ペンキ塗りや配管工をしながら生計を立てるゾルグはある日ベティと出会い、お互いを激しく求め合うようになった。だが、あまりにも激しい愛に自ら傷ついていく19歳のベティ、そんな彼女のすべてを受け入れようとする35歳のゾルグ。二人の愛の行方はいったい…。

***** 完全ネタバレ *****

普通恋愛映画では、知り合って恋愛して・・・というパターンが多いのですが、既に大恋愛中。知り合って1週間のこの時点では相手のいい所ばかりが見えて、好きで好きで仕方がない状態です。恋愛の一番いい時期から始まるわけです。

ベティが勤めていた店のオーナーにセクハラをされた事により何もかも投げ捨て、荷物を2つもってゾルグの家に転がり込んだことにより同棲生活が始まります。
このセクハラ事件を語るベティを見て、ゾルグは『彼女が光速で、ある状態から別の状態に移る事が出来る』ことを初めて知るわけです。それでも明るく笑い、あなたといられて幸せ、ずっとこのままでいたいというベティがいとおしくて仕方がないのです。

ある朝家主がやってきて寝坊をしていた2人にバンガローのすべてを塗り替える事を条件にベティを住ませる事に目をつぶるといいます。
ゾルグはベティと暮せるのならなんだってしようと、そして女と暮らす若干の不都合は秤を女のほうへ傾ければうまく行くと考えていたのです。(男女の違いってこんな所にもあるのかもしれませんが、逆にそんなゾルグに甘えてベティがエスカレートしていくということになったのかもしれないと少し感じました。)
ベティはそんな家主の横暴に従うゾルグが許せない、ゾルグを尊敬したいと思っているのに,こんな田舎にいる事自体19歳のベティには耐えられなかったのかもしれません。
ペンキ塗り自体は楽しそうにしていたベティですが、全部を塗る事を知らなかったので、家主がそのことを言った際、家主の車にペンキをぶちまけます。(そうしたい気持ちって誰でも持っているけど、我慢するんですよね。普通。それがベティには出来ないのです。)
大喧嘩の最中、家の中の物を片っ端から放り投げるベティは、ゾルグの荷物の中に昔ゾーグが書いた小説を見つけ、寝ずに読み耽り、やがて大作家であると、こんな田舎にいるのは執筆活動のためだと、勝手に解釈してしまいます。

その後、また侮辱しに来た家主に対して腹を立てたベティは、家の中の物を全て放り出し、家に火をつけ、ゾルグと一緒に友達を頼ってパリへ行きます。(このパリへ行くヒッチハイクのトラックでのジュテームのシーンと音楽がとても好きです。愛しているとベティに言わせ、満足そうなゾルグの顔が本当に幸せそうなんです。)

気のいい未亡人のリザと、リザの彼氏のエディとの4人での楽しい生活が始まり、ベティはゾルグの原稿を出版社へ送るためタイプし始めます。
エディのピザ屋で働いている時に頭に来る女性客と喧嘩になり、疲れと出版社からの返事が来ないストレスからパニックを起こしたベティが、その女性客をフォークで突き刺すという事件を起こします。泣き叫ぶベティに僕が付いているというゾルグ。
出版社からは文学とは呼べない俗悪な作品とけなされ、ベティはその返事をした編集者の所に乗り込んで行き、怒りをぶちまけ怪我をさせてしまい、相手から告訴されてしまいます。
ゾルグの事情を聞いていた担当刑事が原因を知り、自分も小説を書く事からゾルグに同情し、相手から告訴を取り下げさせるようにと聞かされ、単身乗り込み、相手を脅して告訴を取り下げさせます。ベティがその編集者に怪我をさせたのはゾルグの才能を理解しないという怒り。ゾルグはベティを取り戻すため。『ベティはおれの全てだ。俺の命なんだよ』と・・・

出所したベティを囲み、4人で楽しくパーティーをしていた時にエディの母親が亡くなったと連絡が入り、酔ってうな垂れているエディを連れ、4人でエディの故郷に向います。
やがてそのピアノ店をエディに任され、ベティとゾルグはピアノを売りながら暮していきます。
ゾルグがなけなしのお金で大型車を購入したり、ベティの20歳の誕生日に壮大な風景のある家をプレゼントしたりするのも全てベティのため。この目の、この唇も全て君のものだと・・・
ある日、ピアノの配達に行くゾルグにベティは妊娠検査で陽性だったといいます。ゾルグは父親になる事を喜び、ベティは与えられてばかりだったのに今度は自分がゾルグに与えるものが出来たと・・・
そして、その夜からゾルグは次の作品を書き始めます。ベティには内緒で・・・
病院に妊娠の検査に行っていたはずのベティが家にいず、先日ゾルグが購入した子供服がずたずたに引き裂かれていたのをみつけたゾルグは、ベティを探しまわり、やがて家にいたベティは、髪をずたずたに切り、奇抜な化粧が涙で流ていた。ゾルグは何も言わず自分も食卓のスープを顔になすり付けベティを抱きしめます。

ベティは『運命は残酷、望みを何もかなえてくれない』と・・・。その頃からベティは均衡を保てなくなってきて、ベティから笑顔を奪っていきます。

救ってやりたいと願うゾルグは、完璧な女装をして強盗を働き大金を奪ってベティに見せますが、ベティは『何のために?』と。ベティが欲しいものは『物』ではなかったのに・・・
ベティの笑顔が見たいゾルグは翌日海に連れていきますが、ちょっと目を離したすきに近くの少年を連れていなくなってしまいます。デパートのおもちゃ売場でベティを見つけたゾルグは、母親たちに見つかったら引き離されてしまうと言って、ベティと逃げます。追っ手を気にするゾルグに対し、ベティは嬉しそうに笑いながら。
翌日買い物から帰ったゾルグは救急車とすれ違い、胸騒ぎを覚え家に飛んで帰りますが、そこは血の海。ベティは自らの目を抉り取ってしまったのです。幸い命に別状はなかったものの極度のショック状態で正気に戻る可能性は殆どないことを聞かされたゾルグは医者に掴みかかります。
そんな時に出版社から本を出す話が舞い込んできます。
病院に出入禁止になってしまったゾルグは、また女装をし、ベティの病室に忍び込み、『家にいると沈黙が恐い。言葉が心の奥で響く』と話しかけ、やがて『2人で旅に出よう。これからはいつも一緒だ。誰にも引き裂かれない』と言い、枕をベティの顔に押しつけるのです。泣きながら・・・・


沈黙の世界の中、一人住まいをしていたときのようにチリ味の豆を煮て食べ、静かに執筆を始めます。
テーブルには白い猫。『書いてたの?』
『考えてたんだ』とゾルグ。

*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・

愛と激情の日々でのベティは特にエキセントリックな部分が目立っていますが、ペンキ塗りで疲れたゾルグを優しく眠らせたり、エディの家に行ったときに疲れて熱を出したゾルグを労わったりするシーンは本当に愛にあふれていると思いました。
ベネックスの作品にはよくあるのですが、結構コミカルなプッと噴出してしまうようなシーンも多々ありますので、3時間の長さは気にならないと思います。
エディの母親の葬儀に行ったピアノ店でゾルグがピアノを弾き、ベティもあわせてピアノを弾くシーンがとても好きなのですが、ゾルグのピアノにベティのピアノの音が被さった時点で深みが増すような気がします。
この2人は2人で1人なのでしょう・・・
ベティは誰にも引き離されないゾルグの心の中で生き続けているのです。
ラストシーンでまたしても涙。。。(p_q )"シクシク 

あのベネックス・ブルーと曲がまた暫らく頭から離れなくなりそうです。

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