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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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アンナとロッテ

アンナとロッテ アンナとロッテ
エレン・フォーヘル (2005/05/18)
ポニーキャニオン

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ストーリー
1926年、ドイツのケルン。幼い双子の姉妹アンナとロッテは、両親の死によりそれぞれ別の家に引き取られる。アンナはドイツの貧しい農家で通学も認められず過酷な労働を強いられ、ロッテはオランダの裕福な家の養女として何不自由なく育てられる。離れていてもお互いを思い合う二人はそれぞれ手紙を書くのだが、それは養父母によって意図的に出されず、お互いが死んだものと思わされていた・・・。


両親の死により仲の良い双子の姉妹は別々に引き取られていきます。それは親を亡くした子供のためではなく、アンナは働き手として、ロッテは子のない家の幼女として・・・。
それでもロッテは裕福な家庭で健康を回復し大切に育てられていたのですが、アンナは学校へも行かせて貰えず汚い服を着て過酷な労働を強いられ、挙句には暴力を振るわれる日々。
牧師の手助けにより養父母から逃れたアンナがやがて自立してメイドとして働くようになった頃、ロッテは幼い頃に書いた姉アンナ宛の手紙が投函されずに隠してあったのを見つけます。
養父母を非難し、その後ドイツの伯爵家でメイドとなっていたアンナを捜し当て再会を果たします。

双子というのは特殊な能力というか神秘的な力があるような話を時々聞きます。
遠く離れているのに同じ頃に同じ病気になったり・・・といったような話。
引き離された後の環境があまりに違いすぎた二人は、10年後にようやく再会を果たすのですが、駆け寄って抱き合い泣くのかと思っていたら、あまりに冷静で、実際にはこんなものなのかもしれない・・・などと感じてしまったのですが、その後沢山のお互いの会話の中で10年の歳月は吹っ飛んだかのように見えるのです。
再会を約束して別れるその時、ロッテが婚約者の写真を見せた時、アンナは「ユダヤ人かと思った・・・」と。
不穏な空気が流れ出したその頃のドイツ。アンナにとっては普通の会話であってもロッテは深く傷付くのです。帰国後、音楽と母国語であるドイツ語を勉強していたロッテはその後ドイツ語の勉強をやめ、姉との連絡も取らないと断言するのです。
ドイツで貧しい生活を強いられ自立して働くアンナと、オランダの裕福な家庭で穏やかに過ごしたロッテとの衝撃的な隔たり。その後の2人の人生を暗喩するかのような厳しい言葉に私も衝撃を受けました。
皮肉なことに、ロッテのユダヤ人の婚約者はナチスにより強制収容所へ送られ、アンナはナチス親衛隊の将校と結婚するのです。

年老いたアンナは自分に死期が近づいたことを知り、保養所へロッテを訪ねます。
未だにアンナを許せないロッテに、アンナは静かに自分の半生を語り出すのです。
深い皺の出来た2人の顔を見ていると、容貌からも言葉尻からもあまりに違った人生を送ったことが見て取れます。
姉アンナの辿った人生は過酷なものでした。その中でも自分らしさを失わず強く生きてきたアンナが最後にとった行動もアンナらしいと感じることが出来、そこが私の一番感動した部分なのかもしれません。

少女時代と、成人してから、そして晩年とそれぞれ2人ずつの女優が演じ分けていますが、若きアンナ役のナディヤ・ウールとナチス親衛隊将校の夫マルティン役のローマン・クニッツカがお気に入りに追加です(^^ゞ

監督:ベン・ソムボハールト
出演:テクラ・ルーテン/ナディヤ・ウール他

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