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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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マグダレンの祈り 

マグダレンの祈り マグダレンの祈り
ノーラ=ジェーン・ヌーン (2004/04/23)
アミューズソフトエンタテインメント
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ストーリー
1964年、アイルランド、ダブリン。マグダレン修道院に、時を同じくして3人の少女が収容される。孤児バーナデットは美しいという理由で、マーガレットは従兄弟にレイプされたことを知られることを恐れた家族によって、ローズは未婚のまま赤ん坊を産んだという、それぞれの『罪』によって収容されるのです。キリストと結婚した慈悲深いはずの修道女たちは、彼女たちの『罪』を構成するためと称し、自由を奪い過酷な労働や規律を強いるのだった。。。

1996年までこんな施設があったという事実に愕然としてしまいました。
マグダレンの施設は、キリストによって改心した娼婦マグダラのマリアに因んで名づけられ、その昔は娼婦の更生施設のような存在だったようです。その後、未婚の母が過半数を占めるようになったとか。
性的に『堕落』した女性の『矯正』が目的だというのですが、結婚前の女性が性的なこと、ましてや妊娠・出産などというのは、当時人殺しにも匹敵するほどの重罪とされていたそうです。
そういう環境なので、もちろん性教育などということもされません。避妊なんて言葉も知らなかったのです。
自らの意思ではなく強姦されたマーガレットは、相手の男性が責められるのではなく、その烙印、若しくは評判こそを恐れ、家族によってマグダレンの施設に収容されるのです。
孤児バーナデットは美しいという理由で収容されるのです。つまりそのうち堕落するのは見えているから(男がほっとかないから・・・)前もって悪の芽を摘むとでもいうのでしょうか。
未婚のまま子を産んだローズは、無理やり子供から引き離され、そのまま収容されるのです。
一切の会話も許されず、罪を洗い流すと言う趣旨の洗濯の仕事に日々終われる毎日。
人権なんていうものなんてかけらも無いのです。当時は修道女に逆らうと言う事は考えられる状況ではなかったとはいえ、それにしてもあまりに非道な扱いなのです。
映画では脱走に成功した2人が前向きに生きていこうとするのです。
DVDの特典映像にこの3人のモデルとなったと思われる、実際マグダレンの施設に収容されていた人のインタビューがあります。
涙ながらに語るその当時の出来事と、そのマグダレンでの生活が50年経った今でも彼女たちの重大なトラウマになっている事実。
映画でも示唆されていますけど、性的なことには嫌悪感を覚え結婚してもうまく行かなかったり、神様がいればあのような経験はしなくてよかったはずと言い切り、宗教を全く信じなくなったりと受け止め方は人それぞれでしょうが、一生をマグダレンで過ごした人もいるそうです。
明るい作品ではないです。だけど、この作品は観ておかなければならない作品なのだと思います。

監督・脚本:ピーター・ミュラン
出演:ノラ=ジェーン・ヌーン/アンヌ=マリー・ダフ他

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