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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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水の中のナイフ

水の中のナイフ 水の中のナイフ
レオン・ニエンチク (1999/12/10)
ジェネオン エンタテインメント
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ストーリー
裕福な知識階級の壮年の夫と美しいその妻のヨット遊びに、ヒッチハイクで拾った反抗的な貧しい若者が同行する。ヨット上で過ごす二日の間に起こる、それぞれの感情の揺れを鋭利な映像感覚で紡ぐ。ことごとく対立する夫と若者の新旧の価値観の間で不安げに佇む妻はやがて青年に傾斜していくが……

ロマン・ポランスキーが祖国ポーランドに唯一残した長編処女作です。
お友達に教えて頂いた鋭い切れ味のナイフのような作品です。
そういう意味ではこの邦題は素晴らしいと思います。

登場人物は裕福な夫と、美しいその妻。
たまたま拾ったヒッチハイカーの青年の3人。
いい車に乗り、ヨットも持っていて、優雅に妻と週末にヨット遊びに行く夫婦。
休み明けには会議があるのでその早朝までのヨットクルージング。
たまたま今回は行く途中でヒッチハイカーの青年を拾ってしまったのです。
夫の気まぐれからその青年と3人でのヨットクルージング。
夫婦は無言で習慣のように手馴れて準備を進めていく様子から、ある程度の倦怠を感じます。

そこに若い反抗的な青年が加わり、ある意味密室ともいえる狭いヨットの中での夫と若者の価値観の違いからの、おそらくはお互いへの嫉妬から生まれた感情の微妙な揺れ動き。
青年はこのようなクルージングが出来る環境にある夫への軽蔑、そして憧れ。
夫は眩しいまでの若さとそれゆえの辛らつな言葉への嫌悪と羨望。
あまり沢山の台詞があるわけではなく、景色はほぼ海。モノトーンのその映像と微妙な3人の様子に目が離せない展開となっています。
泳げないという青年をヨットに残し夫婦が水遊びを楽しんでいる時に、急な突風が吹きヨットの操縦が出来ない青年を振り回して奔走してしまいます。
夫婦もそのままでは取り残されてしまうという緊迫した様子から、その後の意気投合した様子。

ラストに向けての伏線になるちょっとした行き違い。
微妙で繊細な、だけど鋭い心理描写の秀作だと思います。
『袋小路』もお薦めされていたので探して観てみたいと思います。

監督:ロマン・ポランスキー 
出演:レオン・ニェムチック/ヨランタ・ウメッカ/ジグムント・マラノウッツ他

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