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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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めぐりあう時間たち

めぐりあう時間たち めぐりあう時間たち
ニコール・キッドマン (2005/11/25)
角川エンタテインメント
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ストーリー
1923年、ロンドン郊外のリッチモンド。作家ヴァージニア・ウルフ(キッドマン)は病気療養のためこの地に移り住み、『ダロウェイ夫人』を執筆しようとていた。午後には姉が子供連れて来てティー・パーティが控えている…。
1951年、ロサンジェルス。『ダロウェイ夫人』を愛読する妊娠中の主婦ローラ・ブラウン(ムーア)は、夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも、夫の誕生パーティのケーキを息子と作り始める…。
2001年、ニューヨーク。『ダロウェイ夫人』の主人公と同じ名前の編集者クラリッサ・ヴォーンは、親しい友人でエイズ患者の作家リチャードが栄えある賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取りかかっていた…。

原作は、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』をモチーフに、ピュリッツァー賞を受賞したマイケル・カニンガムのベストセラー小説である同名小説だそうです。
『ダロウェイ婦人』もその同名小説も読んでいませんけど、充分に楽しめました。

アカデミー賞の主演女優賞を授賞したというニコール・キッドマンは話題にもなっていますが、写真のある実在の人物を演じるということで、なるべく本人に似るようにと特殊メイクをし、毎日沢山のタバコを吸って声を変えたと聞いています。
その演じる姿勢は素晴らしいと思いますけど、脇が本当に素晴らしいので、キッドマンだけが受賞というのもなんとなく不思議に感じるほどでした。

1923年。神経衰弱のため過去に2度の自殺未遂をして入るヴァージニア・ウルフが、療養のために移住してきた郊外のリッチモンドで、まさに『ダロウェイ婦人』の書き出しを思い浮かべたところ。「ミセス・ダロウェイは言った。花は私が買って来るわ。」

1951年。ロサンジェルス。閑静な住宅に住むローラは2人目を妊娠中でベッドで横になって本を読んで入るところ。「ミセス・ダロウェイは言った。花は私が買って来るわ。」

2001年。ニューヨーク。ダロウェイ夫人と同じ名前のクラリッサは、10年来の恋人にパーティー用の花を買ってきてくれるように頼んでいたのだけど、そのサリーに「花は私が買って来るわ。」

映画の構成は、ダロウェイ夫人の執筆をしている話を軸に、それぞれの時代のそれぞれの朝から夜までの1日の話が見事に融合しています。
私はヴァージニア・ウルフにうまく入りこめなくて、どちらかと言うとローラやクラリッサに重点を置いて観てしまいました。
その日のそれぞれの朝の様子から、その人物や生き方、性格まで表してしまっていて、タイトルロールが終わるまでの間に、台詞もないのにそれぞれの話が整然としている構成は素晴らしいと思います。

女というのはいつも自分の置かれて入る立場に満足出来ない生き物なのかもしれません。
勿論、希望通りに生きていてもまた次の日には違う悩みも生まれてくるのですが、そうやって日々生きて行くのですよね。
クラリッサが朝の太陽をみて、本当に今朝は素晴らしい!と、言えるように暮していけたらなぁと感じたりしました。
そのクラリッサは元の恋人であるリチャード(エド・ハリス)がエイズで闘病しているのをずっと世話して来たのですが、時々考えこんだりふさぎ込んだりすることは誰にでもあると思うのですけど、このクラリッサが堰を切ったようになってしまう様子や、ローラの精神的に追い詰められている様子、エド・ハリスなど見所も満載です。

原作も『ダロウェイ夫人』も観なくても大丈夫だと思いますけど、『ダロウェイ夫人』を読んでから観たらまた違った感想になるのかもしれません。
ビデオが出るまでに読んで観ようと思います。
ほんの1日の話ですけど、考えさせられるところも多い秀作に仕上がっています。
前に座っていた若いカップルは女性もピンと来ていない感じだったし、男性に至っては途中よくお休みでした(笑)
誰にでもお薦め出来るって感じではないのかもしれません。。。

監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ニコール・キッドマン/ジュリアン・ムーア/メリル・ストリープ他

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めぐりあう時間たち

めぐりあう時間たち『めぐりあう時間たち』(\'\'The Hours\'\')は2002年のアメリカ映画。スティーブン・ダルドリー監督。マイケル・カニンガム原作。「ダロウェイ夫人」をモチーフに、作者であるヴァージニア・ウルフを始め、それにかかわる3人の女性を描くドラマ。アカデ...

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