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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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夕映えの道

夕映えの道 夕映えの道
ドミニク・マルカス (2004/06/16)
ポニーキャニオン
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ストーリー
パリの下町ルトレ通り。会社を経営する離婚歴のある中年女性イザベルは、薬局で一人の老婦人マドと出会う。ルトレ通り外れの小さなアパルトマンで暮らすマドは、生活の中に他人が入り込むのを頑なに拒んでいた。何故か放っておけなくなったイザベルは、その日以来、マドのもとへ足繁く通うようになり、最初は心を閉ざし続けたマドもやがて打ち解けてきて・・・

岩波ホールで上映され、口コミで評判が広まったという作品です。
主人公マドを演じる老人は新聞広告で一般公募し、イザベル役は監督の住むアパートの隣人とか?
音楽も友人なら撮影場所も知り合いの部屋で、デジタルカメラ撮影という手作りの低予算映画だそうです。
デジタルカメラでの撮影のせいかとてもリアリティーのある映像です。
偶然入った薬局でみすぼらしい身なりの老女マドと出逢った中年女性イザベル。雨の中ヨタヨタと帰宅するマドを見かけて車に乗せてやり、家へ送り届けるのです。
文字通りゴミ溜めのような小さなアパルトマンで1人暮らしをしていることを知ったイザベルは、何故か気にかかってその後足しげく通って世話をするようになるのです。
イザベルは離婚歴があるものの会社を経営し、ボーイフレンドもいる。元夫とも仕事がらみでの付き合いもある。仕事も忙しく、縁もゆかりもない老女の面倒を見る理由がないのです。
マドはマドで、近所の人の呼びかけにも応じないほどの頑固婆。その偏屈さは回りも辟易とするような人物。一切他人の侵入を拒んで生きてきたマドが、イザベルだけを受け入れるのです。
やがて、マドがイザベルにそれまでの人生を訥々と語っていくのです。
老いというものを痛切に感じ、親や自分の老後など色んな事を考えさせられます。
イザベルは、何故この老女マドの元へ足しげく通うのかな?と考えていたのですが、イザベルがあまりに汚れたマドの部屋の掃除をしていたときに、拒否するマドが「自己満足でやってるんでしょ?!」と言い放った時に、イザベルは「そーよ!!」と答えるのです。
きっとイザベルも、何故自分がそうしているのか解らないのかもしれない。
偽善でもない、ボランティアでもない、自分でそうしたいからしているだけ。
他人を寄せ付けないマドも、その本音が聞けた事でどんどん打ち解けていったのかもしれません。
親切の押し売りは結構。でも本当は寂しかったのです。
地味な作品です。とてもリアルで重いと感じるかもしれません。けど、誰にとっても避けられない老い。色んな事を考えるきっかけにもなると思います。

監督・脚本:ルネ・フェレ
出演:ドミニク・マルカス/マリオン・エルド他

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