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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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イザベル・アジャーニの 惑い

イザベル・アジャーニの惑い イザベル・アジャーニの惑い
イザベル・アジャーニ (2005/02/23)
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ストーリー
19世紀フランス。美しく前途有望な青年アドルフは、10歳も年上の伯爵夫人エレノールに一目惚れし、彼女を誘惑する。
アドルフの情熱的な愛の言葉の数々を、最初は軽くあしらっていたエレノールだったが、いつの間にか彼のとりこになり、2人は激しい恋に身を焦がすのだった。
エレノールのアドルフに対する愛情は日に日に強くなっていった。
彼女は伯爵夫人という地位、そして子供たちをも捨て、ただ彼のためだけに生きるようになる。それと同時に、アドルフは彼女を疎ましく思うようになっていた・・・。(DVD解説より)

2年前、横浜のフランス映画際でクロージング上映され、その後公開当時も観たいと騒いでいたのにやっとDVDで観ることが出来ました。
16歳のときにコンスタンの自伝的小説『アドルフ』を読んで以来アジャーニの愛読書だったとか。
1年以上も準備をし、自ら企画映画化したというアジャーニの想いの詰まった作品です。

アドルフは22歳で大学を卒業後、ゆくゆくは大臣である父の後を継ぐ予定なのですが、若いうちに経験を積むためと、田舎町で仕事をすることになります。
そこで1人の伯爵と出逢うのですが、伯爵はエレノールという美しい女性を愛人として囲っており、2人の子供も儲けていたのです。
結婚という形はとってはいないものの何不自由なく暮らすはずのエレノールの翳りのある表情に興味を抱き、若者らしい情熱で彼女をモノにしてやろう・・・というような最初は軽い気持ちでアプローチをしていくのです。
最初でこそ距離を置こうとしていたエレノールだったのですが、想いが抑えきれなって・・・。

若い男性が幸せなはずの美しい年上の女性に翳りを見つけ、興味を抱く。そして、落としてみせる!なんて考えることはありがちなことだと思います。
最初は遊びのつもりだったアドルフだったのですが、許されない関係であるという環境もあって離れられなくなっていくのです。
初対面の際のエレノールの一瞬の表情。エレノールはあの一瞬でアドルフに恋したのだと思いました。
叶わぬ恋とか許されない関係とか、それこそが舞台なのです。
やがて全てを捨ててもアドルフとの愛に生きようとしたエレノールは、伯爵との関係も清算し、愛する子供たちをも捨ててアドルフの元へ行こうとするのですが、若いアドルフは自由を欲し、エレノールの激しすぎる束縛を疎ましく思いだしたのです。
どちらの気持ちも解らなくはないし、その心理描写も丁寧で、お互いの揺れ動く心情が痛々しかったです。
アジャーニといえば十八番のようなエキセントリックな面を想像するのですが、この作品では抑えた演技派ぶりを発揮しています。
『王妃マルゴ』がアジャーニの代表作だと言われていますが、私はアジャーニの代表作はこの『アドルフ』だと力説します。
けど、22歳のアドルフの10歳年上ってことは32歳ってことですよねぇ。アジャ様は魔物です(笑)
後半のエレノールの故郷、雪のポーランドのシーンの映像は本当に美しいです。
直ちに再見したいと思います(笑)

『ドライ・クリーニング』以来、あまり見かけなかったメラール君も楽しみの一つだったのですが、精彩に欠けていたのが残念っ! エレノールが一目で惚れてしまうというにはあまりにも線が細いというか、存在感が薄く感じてしまいました。

監督:ブノワ・ジャコー
出演:イザベル・アジャーニ/スタニスラス・メラール他

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