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夜になるまえに

夜になるまえに 夜になるまえに
ハビエル・バルデム (2003/09/05)
アスミック
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ストーリー
1943年、キューバの小さな村に生まれたレイナルド・アレナス。文学の才能を開花させ20歳で書いた作品が処女作として出版される。カストロ独裁政権下では、芸術家・同性愛者でもあった彼の作品は革命政府の検閲を受け発禁となり、その後も迫害の対象となって・・・

キューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスが死の直前に綴った自伝「夜になるまえに」を基に「バスキア」のジュリアン・シュナーベルが映画化した作品で、公開当時から観たかった作品です。
シュナーベル監督は画家でもあるそうですが、とにかく詩を思わせる本当に美しい映像が目に焼きついています。

母は生後間もないアレナスを連れ実家に戻ります。極貧の家庭で両親からも望まれない出生の中、孤独に育つ少年はその感性を美しい自然の中で育んでいったのでしょう。
20歳で書いた小説が出版され、その後も意欲的に執筆活動を行うのですが、カルロス独裁政権の下、同性愛者も芸術家も迫害を受けていたのです。2作目はこっそりとフランスに持ち出され、優秀外国作品賞を受賞することになります。
少年に暴行したと無実の罪をでっち上げられたことにより逮捕され、一旦は脱走するのですが、再逮捕されたことにより2年間収監されることになります。
刑期を終え出所の際、命か作品の破棄かどちらかを選ぶように強要され彼は命を取るのです。
収監中、手紙の代筆をしタバコを報酬として受け、そのタバコを元に紙やペンを手に入れてまで書き続けた命の次に大事なものだったのです。
1980年にアメリカに亡命し執筆活動を続けるのですが、その後エイズに冒され1990年亡くなります。
1人の一生を描くとどうしてもエピソードを拾うような感じになってしまい、淡々としたイメージになってしまうのは仕方がないのかもしれません。

それを補うというかとても印象的だったのが、主演のアレナスを演じたハヴィエル・バルデム。
この作品でアカデミー賞の主演男優賞他にノミネートされたそうですが、渾身の演技です。
『ハイヒール』『ハモンハモン』特に『ライブフレッシュ』でのバルデムがよかったのですけど、間違いなく代表作となったと思います。
それにアレナスを最後まで見守った親友役のマルティネスの存在感もとてもよかったです。

一応カメオ出演ということになるのでしょうか? 
ショーン・ペンはアレナスの少年時代に今後を示唆するような導き手のような存在で出演し、楽しみにしていたジョニー・デップは、噂どおりの美尻もそうですが(笑)出演時間はとても短いのに凄い存在感です。
噂の女装は画像も見ていたのでびっくりすることもあまりなかったのですが、2役のうちの将校役のほう、こちらの方が私的にはインパクトが凄かったです。
これはある意味、お宝映像かもぉ~~(^^ゞ

マーラーのアダージョはクラシックをそんなに知らない私でも好きなのですが、この作品での使われ方はどうなのかなぁ~(^^ゞ
後々ずっしりと来るタイプの作品なのだと思います。
家族には望まれず、故郷を追われ、アメリカでは無国籍で健康保険もない状態。エイズに冒されて強制的に退院させられてしまうような状態の中、最後の最後まで命を引き換えに執筆活動を続けたのですが、その書くことへの意欲も淡々としてしまっている気がどうもしてしまいました。
原作を読んでみようと思います。ラストは事実とは違っているようですが、映画のラストには深く重い愛を感じました。
とにかく1度は目にして貰いたい作品です。

監督:ジュリアン・シュナーベル
出演:ハヴィエル・バルデム/オリヴィエ・マルティネス他

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ハビエル・バルデムについて

ハビエル・バルデムハビエル・バルデム(Javier Bardem, 1969年3月1日 - )はスペイン・カナリア諸島出身の俳優である。祖父母の代から俳優の芸能一家に生まれる。「夜になるまえに」と「海を飛ぶ夢」ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞している。.wikilis{font-size:10px;

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