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家路

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家路 / ミシェル・ピコリ

ストーリー
ジルベール・ヴァランスは、舞台と映画を中心に活躍しているベテラン俳優。いまもイヨネスコの“瀕死の王”の舞台に出演中。そんなある日、ヴァランスは妻と娘夫婦が交通事故で亡くなったとの知らせを受ける。突然始まった孫セルジュと二人だけの静かな生活。愛する者を失った悲しみや寂しさはあるものの、かわいい孫との暮らしは、ヴァランスにささやかな幸せをもたらしてくれた。一方で、このゆっくりとした時の流れの中で、彼は自らの孤独や、年齢とともに変化していく俳優としての現実について、いつしか思いをめぐらせるようになっていく……


この映画、テーマはかなり重いはずなのですけど、とっとも粋な仕上がりになっています。
まず驚いたのが劇中劇が3つ、それもかなり重点的に丁寧に入ってきます。主人公の仕事がベテランの役者ということで、日常を描くとこうなってしまうのでしょうが、前2つの『瀕死の王』と『テンペスト』は老人役なのです。
最初の『瀕死の王』の舞台を終えた時に待っていた妻と娘夫婦の交通事故死の知らせ。その後、時間がたって残された孫息子と平和な日常を取り戻しているのです。
ごく淡々と日常を描き出し、今までの役者人生の中で自分の持っていたポリシー通りに仕事をこなし、孫との平和な人生を送っていたはずなのに、ある日『ユリシーズ』で代役を申し込まれ、自分より相当若い役をこなさなければならなくなるのです。しかも代役ということで、初日の撮影は3日後。それに台詞は英語。
役者には定年がないので、その年相応の役を受けていた時には感じなかった自分の老いというものを、孫と暮らすことによって段々と感じていくのかもしれません。
そう思うと最初の『瀕死の王』という舞台劇はなんとも皮肉です。(^_^;)
ですけど、最初に言ったように本当に粋な仕上がりになっていて、笑いの起こるシーンも数多くあるのです。それもクスクス・・・といった笑い。
カフェでのシーンは本当に面白かったです。
『瀕死の王』という劇中劇に特別出演でカトリーヌ・ドヌーブ! ユリシーズの監督役でジョン・マルコヴィッチと豪華な脇役も凄いですし、撮影方法も面白かったです。
淡々としていて、多くの台詞がないところもこの映画のよさだと思います。
もう一度観たいなぁと思えるこれも素敵な作品に出会えました。。。

監督・脚本:マノエル・デ・オリヴェイラ
出演:ミシェル・ピッコリ/カトリーヌ・ドヌーヴ/ジョン・マルコヴィッチ/他

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