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映画館やDVD等で観た映画の感想を綴っています。 ネタバレが含まれることも多いのでご注意下さいねm(__)m

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草迷宮

草迷宮 草迷宮
三上博史 (2003/07/25)
紀伊國屋書店

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ストーリー
泉鏡花の原作を元に、死んだ母親がいつも口ずさんでいた手毬唄のルーツを探して旅をする青年と、その青年の記憶(少年時代)を交錯させ、どこまで行っても見つからない手毬唄を探す旅はやがて、幻想的な寺山ワールドへと誘われていくのです。。。

フランスのピエール・プロンベルジュのプロデュースにより、『エマニュエル夫人』のジュスト・ジャカン、『罪物語』のワレリアン・ボロズウィックがそれぞれ監督した二つのエピソードと共に『プライベート・コレクション』としてパリで公開され、高く評価された作品です。
5年以上お蔵入りとなり、83年の寺山修司追悼特集の際に始めて上映され、最近はフィルムの状態が悪く、何度となく行われる寺山作品の上映の際も公開されなかったといういわく付きの作品です。

とにかく美しさの際立つ作品で、寺山作品はいつもとても印象的な場面が挿入されるのですが、どのシーンを切り取っても一幅の絵画のような繊細さと美しさがあります。

話は亡くなった母がいつも口ずさんでいた手毬唄のルーツを探そうと青年が各地を回り、情報を捜し求めていくうちに巡り逢う数々の女性との関わりの中で成長していく青年の話に、その青年の母親との記憶として現れる少年時代のエピソードが付かず離れず交錯していくという作品です。
青年時代の明を天井桟敷の若松武、少年時代の明を三上博史(これがデビューだそうです、妖艶な母親が天井桟敷の看板女優新高けい子、その他脇は天井桟敷の劇団員が占めていますので、おのずと作風も想像が付くかもしれませんが、ラスト近くのクライマックシーンでの古い屋敷の中での魑魅魍魎の数々。
手毬からのイメージの丸いもの。スイカだったり胸だったり。。。
パリで大絶賛というのは純和風の妖怪やその辺のイメージもあったのかもしれません。

泉鏡花も早くに母親を亡くし、寺山修司は生きている母親を自らの本の中で殺してしまった人。
母親に対する限りなく果てしない思いを見たような気がしました。
新高けい子の「ほら、おまえをもう一度妊娠してやったんだ」という台詞。少年の死の持つ意味がイマイチ理解を超えてしまいました。。。(^^ゞ
観られた方は少ないかもしれませんが、あの辺の解釈を聞かせていただきたいと思います。

監督:寺山修司
出演:三上博史/若松 武/新高けい子他

Comment

原作。 

映画の方は未見なのですが、だいぶ前に原作を読んだ時、これは映像化しにくい作品だなあと思いました。
でもどこかの小劇場で舞台化した時は、シュールな物語世界を上手く演出に取り入れていたのに感心したことがあります。
寺山修司なら小道具を使った比喩や巧みな演出であの世界を再現するのでしょうね。
  • posted by りんどう 
  • URL 
  • 2006.09/02 14:22分 
  • [Edit]
  • [Res]

逆です~(^^ゞ 

りんどうさん、☆Bonjour♪( ̄∠  ̄ )ノ
私はシナリオ本は読んだんですけど、肝心の泉鏡花の原作は読んでいないんです(^^ゞ
確か寺山修司の演出で舞台もやっていると思いますよ。
もしかしてそれを見られているのでしょうか?
寺山修司の舞台は時々ビデオとかになっているけどこれは見たことがないです~。
あればチェックしてみたい作品ですよね。
  • posted by ゆーこ。 
  • URL 
  • 2006.09/02 22:41分 
  • [Edit]
  • [Res]

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