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硫黄島からの手紙

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監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮/松崎悠希/中村獅童/裕木奈江他

『父親たちの星条旗』に続く「硫黄島」2部作第2弾、日本から見た硫黄島。
1945年2月19日、アメリカ軍の上陸とともに始まった硫黄島をめぐる攻防は、アメリカ側の圧倒的な戦力の前に、5日もあれば終わるとされていた。しかし、その硫黄島戦を36日間にも及ぶ長期戦へと変貌させ、歴史に残る戦いへと変えた男達がいる。
指揮官の名は栗林忠道。
圧倒的な戦力の差を、知略をもって迎え撃ち、太平洋戦争においてアメリカを最も苦しめた指揮官として、今もかの地で畏怖の念を持って語り継がれる日本の陸軍中将。そして、その栗林のもと、一日でも長く祖国を守り抜こうと、死よりも辛い“出血持久戦”を戦い抜いた男たちを描く。

『父親たちの星条旗』を残念ながら見逃してしまったのですが、勿論、本作だけでも充分に胸にズシンと来る素晴らしい作品となっています。

現代、硫黄島で遺品の収集中に地中から発掘された袋の中から出てきた沢山の手紙。
祖国に残して来た愛する妻や母、子等、愛する家族に当てた届く事のなかった手紙。

一転、陸軍中将、栗林忠道が戦況の悪化している1944年6月に硫黄島に指揮官として降り立った場面へと移る。
アメリカへの留学経験を持ち、アメリカ人の友人も多数持つ栗林は、アメリカの圧倒的な戦力を知っていた。
着任早々、部下への理不尽な体罰や、場当たり的な作戦を止めさせる栗林。

本来、私達が映画やTVで見聞きした日本軍人の典型的な人物像が中村獅童が演じる伊藤中尉。
古参の将校達も栗林のやり方には素直には応じられなかった。
そんな中、ロサンゼルスオリンピック馬術競技の金メダリスト「バロン西」こと西竹一中佐は栗林のよき理解者だった。

話は、栗林が硫黄島に赴任した際、理不尽な体罰を受けていたうちの一人、西郷という元パン屋の兵隊の視線から描いている。

天皇陛下万歳。お国の為に。鬼畜米英。生きて虜囚の辱めを受けずetc...
そんな中でも、西郷のように、愛する妻、妻のお腹の子と暮らすために、絶対に生きて帰ってくると言っていた人も絶対に一杯いたはず。
ただ、たった一枚の赤紙で召集され、逃げれば非国民と言われるから行かざるを得なかっただけ。

瀕死のアメリカ兵を治療するように命じたバロン西。
結局そのアメリカ兵は死んでしまったけど、そのアメリカ兵の持っていた母親からの手紙は、どこの国も関係ない、愛する息子を思う母の愛の溢れる言葉。
鬼畜米英と言われ、見たこともないアメリカ人はそれこそ鬼のように思っていたはずの日本兵達。
言葉を無くした気持ちも痛いほど伝わって来ました。

飄々とした雰囲気でいながら固い意志を持った栗林中将を演じた渡辺謙さんは文句なしに素晴らしかったです。
そしてもう一人実在の人物を演じたバロン西こと西竹一を演じた伊原剛志さん。
等身大(過ぎる気がしないでもなかったけどw)の人物像を演じた西郷役の二宮和也君。
エリート憲兵隊から一転、硫黄島に飛ばされたわけありの清水を演じたミステリアスな雰囲気の加瀬亮君。
典型的な日本軍人を演じた中村獅童さん。
キャストもこれ以上ないほどの素晴らしいキャストでした。

忘れてはいけないけど見ているときに忘れていたのです。
これがアメリカ映画で、監督がクリント・イーストウッドだって事。
下手な日本語や、んな馬鹿な・・・な日本の描写等一切ありません。
脚本は英語だったそうですが、その日本語訳などで渡辺謙さんも相当尽力されたそうですが、その努力はすべて報われていると思います。

重いです。
虚しいです。
切ないです。

・・・・でも、ホントに素晴らしい作品でした。

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